新型レクサスRXに試乗。クルマ好きにとっての狙い目グレードはどれ?
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:小林 俊樹 1
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都会派のためのプレミアムSUV……、レクサスRXを紹介するにあたっては、その一言に尽きる。SUV発祥の地であるアメリカではタフなイメージが強かったSUVだが、洗練されたスタイリングを備えた初代レクサス「RX」が1998年に登場し、大ヒットした。その結果として、BMW「X5」、メルセデス・ベンツ「GLK」といったミドルクラスSUVが後に続き、現在、世界中で人気を博している「プレミアム・クロスオーバーSUV」のカテゴリーが形成されたのだ。
同時に、RXはレクサスを代表するモデルとして、ブランド力を押し上げる役割も果たしている。事実、3代目RXはレクサスの販売台数の4分の1以上を占めている。
日本では、初代と2代目がトヨタ「ハリアー」の名で販売されていて、2007年の東京モーターショーで登場した3代目でようやくレクサス「RX」を名乗るようになった。つまり、今回、7年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新型「RX」は、トータルでは4代目となる。その開発にあたっては、「RXでありながら、RXを超える」をテーマに、自らの過去を仮想敵に打ち立てている。
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